息子がギャンブルで債務整理した体験談

忘れもしない夏の夜に私の元に一通のメールが届き、ギョッとしました。何故なら就職したばかりの息子から突然、「ギャンブルで多額の借金を作ってしまった。」という内容のメールが届いたからです。私は最初間違いメールかと思いました。息子は昔から真面目という言葉が似合うような子どもだったからです。
しかし、恐る恐る本人に電話をしてみたところ、仕事のストレスが貯まり、軽い気持ちから競輪・競馬等のギャンブルに手を出してしまい、借金がどうしようも無いほど出来てしまったとのことでした。加えてうつ病で会社を3か月前から休んでいるというのです。
私は愕然としました。その時は息子に対して、怒りという気持ちよりも心配という気持ちの方が完全に勝っていたのを覚えております。
ですので、一目でも息子の無事を確認したいと考えた私は息子が離れて暮らしていたため迎えに行きたいと考えましたが、ショックのあまり満足に歩くことも困難でしたので、夫に無理を言って、迎えに行って貰いました。
帰ってきた息子は、黙ってうつむいてばかりで、こちらと顔を合わせようとはしてくれませんでした。ですので、その日はお互い特に何もしゃべらず休むことにしました。
それからは色々なことがありました。まず借金の額が高額なため返済するという事が不可能という問題があり、私の頭の中には自己破産という解決方法しか思いつかなかったのです。しかし、息子はまだ若く人生これからという年齢、あまりにそれでは可哀想だと思い、ネットで様々な事を調べていく内に、「個人再生」という言葉に行き着いたのです。
そして弁護士さんに話を伺い、この方法を取らさせていただくこととなりました。しかし、この弁護士さんに相談するまでも一苦労ありましたので、やっと理想的な弁護士さんに出会えた時には心の底から安堵しました。それからは手続きが淡々と進んで行きました。その結果、弁済がおりましたので、今息子は個人再生機関に入ることが出来ました。
結果として、息子は会社を退職する事になるなど、良い事はありませんでしたが、借金という事に関して、息子にはよく考える機会を得ることが出来たのではないかとプラスに考えながら、今息子を支える日々でございます。